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「電源切換開閉用機器」について

Q.機器全般機器の交換時期目安はどれくらいですか?

A.

交換時期は10年を目安としております。10年を超えた機器につきましてはメンテナンス頻度を増やしていただくか、機器の更新を推奨します。詳細につきましては、製品別の取扱説明書をご参照ください。

Q.SSKシリーズ操作回路のヒューズはどのように選定すればよいですか?

A.

操作回路全体を保護する目的の場合は、操作回路電流が通電できる容量の速断ヒューズを選定してください。切換器操作コイル単体の焼損保護目的の場合は、機器単独使用(制御コンタクタは含まない)とし、コイル定格電流の40%~50%の容量の耐ラッシュ形ヒューズを選定してください。

Q.SSKシリーズ負荷が繋がっている状態での切換動作は可能ですか?

A.

基本的には有負荷状態での切換は可能です。(開閉容量につきましては各機器のカタログをご参照ください)なお電動機負荷の場合は位相差により大電流が流れるため、電動機が停止してから切換えてください。(SSK-NE形などOFF位置付電源切換開閉器の使用を推奨します)

Q.SSKシリーズ操作コイルに電圧が印加されていない状態では接点の状態はどうなりますか?

A.

切換操作時のみ電圧を印加する瞬時励磁方式であり、無電圧の状態であれば接点状態は保持されます。

Q.SSKシリーズ単投形切換器にて、電源端子と負荷端子を逆(電源端子に負荷、負荷端子に電源)に接続しても問題ないですか?

A.

逆に接続しても問題ありません。

Q.SSKシリーズ4極品とN4極品の違いは何ですか?

A.

通常の4極品は単相2回路を同時に切換える場合などに使用されます。N4極品は三相4線回路用となり、N相は他の相より早入り遅切り構造となります。

Q.SSKシリーズ切換器のアース端子には何mm²のアース線を接続すればよいですか?

A.

本切換器に接続するアース線は耐電圧試験を行った際に機器の帯電による漏電検出防止を目的としていますので、電線サイズ2mm²または5.5mm²で配線していただければその目的を十分に果たすことができます。

Q.SSKシリーズ切換器が誤動作・故障した際に接点が両電源側共にONすることはないですか?

A.

片側の接点が入っている状態では機械的にもう片方の接点は離れる構造であり、両電源側の接点が同時にONすることはありません。

Q.SSKシリーズSSK-E・SSK-C形にて、補助リレーパネルはどういう場合に使用するのですか?

A.

切換器の前段にある27及び84リレーの接点容量が切換器操作電流より小さい(ミニチュアリレーなど)場合にご使用ください。なお、補助リレーパネルEAP形はSSK-NE形に対応していません。

Q.HTSシリーズ位相同期検出方法はどのように行われていますか?

A.

接続される電源の電圧位相ゼロクロス点を検出し比較演算しています。(単相検出)

Q.HTSシリーズ優先回路設定はありますか?

A.

優先回路は設けておりません。

「高圧真空電磁接触器」について

Q.VSKシリーズ最短切替時間とは何ですか?

A.

一方へ投入されている状態から、その引き外し(OFF)指令と、もう一方への投入(ON)指令を同時に入力した場合の、指令入力からもう一方の接点が投入(ON)までの時間です。

Q.VSKシリーズA電源側へ投入されている状態で、A電源側の引き外し指令とB電源側の投入指令を同時に入力して問題無いでしょうか?

A.

問題ありません。機械的、電気的にインターロック機能がありますので、両電源が同時に投入される(ONになる)ことはありません。

Q.VSKシリーズ2系統の電源を切替する機器だが、1系統の電源を2つに振り分ける使い方は出来ますか?

A.

使用可能です。

Q.VSKシリーズ専用のリフターはありますか?

A.

ありません。

「各種継電器」について

Q.FVSPMR接点とは何ですか?また端子に極性はありますか?

A.

PMR接点とは交流対応のフォトMOSリレー(半導体)接点です。端子極性はありません。

Q.FVSオフディレイ機能はありますか?

A.

ありません。

Q.FVS入力電源と制御電源に同じ電源を接続しても問題ないですか?

A.

使用できません。制御電源は安定した別電源の接続をお願いします。

Q.TVR制御電源無しのタイプは製作可能ですか?

A.

対応可能です。

Q.TVR欠相検出は可能ですか?

A.

欠相した際の電圧低下を検出する方法にて検出可能です。

Q.SPSR負荷があるラインでの検出は可能ですか?

A.

負荷への回路が形成された状態ではご使用できません。

「工業用端子台」について

Q.機器全般組端子の最大極数はどれくらいですか?

A.

カタログに記載の最大極数になります。それ以上の極数はレールタイプを推奨します。

Q.機器全般レール式端子台の寸法が知りたい

A.

カタログに取付ピッチおよび全長の寸法計算式があります。

Q.機器全般圧着端子2枚重ねの取付けについて

A.

基本的に端子台は端子2枚重ねように設計されていません。2枚重ねにて使用可能な製品(KTシリーズ)がありますがその他の製品は非推奨です。使用する際は、お客様でご確認の上ご使用ください。

Q.レール式端子台取付について

A.

水平取付なのか垂直取付により変わりますが撓むようであれば、レールの穴を使用して、適宜、途中1、2か所のネジ止めをお願いします。(ストッパーの固定ネジを緩めて端子台ブロックをヨコにずらしていただき正面からネジ止めをお願いします)

Q.KST電気設備工事標準図(国交省)の中のB形端子板はありますか?

A.

KST-10が該当します。

Q.KT-□(T)2種耐熱端子台は最大何℃まで使用出来ますか?

A.

あくまでも使用周囲温度は40℃までです。2種耐熱端子台は、火災発生等の非常時、120℃の環境下で30分間、端子台としての機能を損なわない事と言う仕様の製品です。120℃まで使用出来る訳ではありません。

「電動車両用関連機器」について

Q.BDN出力信号を使わない場合の3番端子の接続はどうすれば良いですか?

A.

出力信号を使わない場合は接続無しで問題ありません。

Q.BDN4番端子の接続はどうすれば良いですか?

A.

4番端子はLED表示用で、バッテリーの+を接続することでLEDを点灯させます。その回路にスイッチを接続することで、使用しないときはLED表示を消灯させ、バッテリーの負担を減らすことができます。

Q.BDNLED表示特性の使い分けは?

A.

バッテリーの使用サイクルが長く減りが遅い場合には標準タイプ(6分、2分)
バッテリーの使用サイクルが短く残量をすぐ知りたい場合にはAタイプ(30秒)
など、実際の使用状況に合わせて選定をお願いします。

Q.BDN接続端子にハンダ付けは可能ですか?

A.

ハンダ付けでの接続はできません。ファストン端子にて接続をお願いします。

Q.AJ、JC接点のメンテナンスについて

A.

3カ月に1回にエアー等でごみを取り除いてください。硫化による汚れが深刻な場合は、消しゴムやヤスリで表面を削ってください。削った際に発生した削りカスは必ず取り除いてください。

Q.AJ、JC許容できる接点の接触角度が知りたい

A.

±2度です。これ以上は接触測圧力に異常が出る可能性があります。